文房具選びって難しいですよね、
ペン選びなんかは特に悩ましい。おしゃれなカッコいいペンも使いたいけど、たくさん使うことも考えると無難に使いやすさを重視したくなるし、値段も気になるし…
今回の記事ではそんな文房具選びの1つの選択肢として、おしゃれな木製の文房具をまとめてご紹介いたします。
私は数年前に「文房具は木製でそろえる!」という謎の決意をしてからというもの、可能な限り「木」にこだわった文房具選びをしてきました。
木製文具を愛してやまない私が、知っておくべき文具の数々をお伝えしていきます!
木製文房具の魅力
文房具をご紹介する前に、簡単にその魅力をお伝えします。主な魅力は以下の2つ。
1.見た目がおしゃれ
まずはやっぱりこれ。無機質なプラスチックやメタリックな素材の文房具が多い中で、木製文具はなんだか趣が感じられて魅力的ですよね。独特の温かみがあってカッコいいです。鉄筋コンクリートの家よりも和風の木造建築のほうが落ち着く…という感覚に近いのかな。
使っている人も割と少ないので、自分の個性を出していけるのもいいですね。
2.木の経年変化
これも木製文房具の醍醐味の一つ。木製の文具はずっと使っていると油分とかが徐々に染み込んでいき、何とも言えないツヤを帯びるようになります。その変化が使っていて非常に面白いんです。
左は未使用のレグノ(ボールペン)、右は1000時間は使ってるS20(シャーペン)。種類こそ違いますが、同じメーカーの同じカラーリングなので使われている材木は同じです。
その違いは一目瞭然。左のボールペンが全く光を反射していないのに対し、右は艶っぽく反射しております。美しいですね。
また、木の形状も使い込んでいるうちにわずかに変化していき、より手になじむようになります。この変化が楽しみでずっと使っていたくなるので、自ずと文具に愛着がわくんですよね…
高校時代は上の画像のシャーペンだけをひたすらに使い込んでおりました。(笑)
木製文房具まとめ
さっそく、片っ端から木製の文具を紹介していきます。
シャーペン・ボールペン
1.S20
木軸ペンといえばやはり、王道はS20でしょう。根強い人気を誇る木軸ペンです。私が愛用していたのもまさにこのシャーペンシル。メーカーはPILOTさんです。
価格は木軸ペンの標準価格ともいえる2000円。
最大の魅力は、やはりその美しい流線型のデザインにあります。真ん中部分が一番太く、中央から離れるにつれて緩やかな弧を描きながら細くなっていく高級感溢れるフォルム。指先で挟む部分がちょうどいい細さになっていてとっても握りやすいです。
低重心設計で、ずっしりとした書き心地も心地いいですよ。
2.レグノ HLE-250k
こちらもS20に負けず劣らずの人気を誇る木軸ペン。メーカーはPILOT。
価格帯もS20と同じく2000円ほどです。
S20との主な違いは、形状と書き心地ですね。一番太い部分と細い部分の差がS20と比較するとかなり小さく、重心も高め。書き心地はずっしり書くというよりは、さらさら書いていくといったイメージです。ライトな書き心地を求めておられる方におすすめします。
3.レグノ HLE-1SK
先ほどと同じくレグノですが、こちらは別モデル。特徴としては、価格が1000円とかなりリーズナブルに抑えられているところですね。デザインも丸っこくて可愛らしい作りになっていて、「いきなり木材感強めのペンはちょっと・・・」という方でも手に取りやすいペンとなっております。軸はちょっと太めです。
4.ピュアモルト
三菱鉛筆さんのピュアモルト。ご覧の通り、木軸でなければまず見かけない独特のフォルムが印象的ですね。ウイスキーを育んだ樽材を軸に用いているそうで、木質感が結構強めです。
THE・木軸ペンみたいなのを求めておられる方は是非。
お値段はリーズナブルに1000円。ボールペンには2000円、5000円の上位モデルがあります。
また、名入れが可能な別モデルも販売されています。
5.プレミアム リグヌム
有名文房具メーカー、ステッドラーの高級筆記具。お値段なんと1万円です…
何故一つだけ高級ブランドを紹介したかと申しますと、木軸ペンは本当にピンからキリまであるんですよね。1000円で手が届くものもあれば、いわゆる「高級モデル」と呼ばれるものももちろんあります。
文房具にとことんこだわってみたい方は、もう少し上の価格帯のペンもチェックしてみてはいかがでしょうか。
多機能ペン
1.フリクションボール3 ウッド
消せるボールペン、フリクションシリーズの木製ver。赤・黒・青の3色ボールペンで、グリップの部分だけが木になっています。お値段は1500円前後。
プラスチック製のフリクションよりもずっしりと重みがあり、重心も低いので結構書きやすいですよ。木のワンポイント感もオシャレで魅力的です。
2.ピュアモルトシリーズ
先ほどのペンの項目でも紹介した、樽材をあしらったピュアモルトの多機能版。
色の数や価格帯、デザインのバリエーションがとにかく豊富で、中には4色使えるものやペン全体が木製のものまであります。
自分の好みに合う1本を探してみるのもいいかもしれませんね。
定規
ミドリ 定規 アルミ&ウッド 15cm
アルミと木材を融合させた、丈夫でおしゃれな定規。お値段も300円ほどでとってもお手頃です。せっかく木軸ペンを使うのであれば、定規まで木でそろえて統一感を出したいところですね。
まとめ
気になる文房具は見つかりましたでしょうか。
ユーザーはそう多くはありませんが、魅力たっぷりの木製文具。
皆様もこの機会に、木製文具の世界に足を踏み入れてみては?