どうも、骨助です。
今回は、「ピアノの音だけなのになぜか歌詞が聞こえる!」という、なんとも不思議な動画をご紹介します。
まさに「耳を疑う」、衝撃の動画です…
動画はこちら
「ピアノだけなのに声が聴こえる!」なんて言ったって、どういうことかさっぱりわからないでしょう。
まずはコチラの動画をご覧下さい。
お判りいただけましたか?
ピアノだけで演奏されているはずなのに、はっきりと歌声が聴こえてきませんか…?
このなんとも不思議な動画は、公開後わずか2ヶ月で100万再生を超えている今話題の動画。
もともと海外の方が発見された現象を、日本語の歌で再現したものです。
この方の動画を元に、他にもこの不思議な現象を扱った動画が投稿されております。
音源は、ボーカルの入った原曲をMIDI(電子楽器の演奏データ)に変換し、それを電子ピアノで演奏したもの。
当然、この演奏はドレミの音でしかないため歌詞が聞こえるなんてことはありえないのですが、不思議なことに何故か聴こえてしまう…
一体どうしてこんなことが起こるのでしょうか?
音の錯覚の原因は?
主な原因は、脳による音の補完です。
上の記事は、ピアノで文章の朗読を再現した動画について書かれた記事。
この記事によると、
- テキストなしでも単語が聞き取れることはある
- 字幕を見た時に脳が言葉とピアノの音の「橋渡し」を起こし、会話として聴こえるようになる
とのこと。要するに、字幕により脳がピアノの音を人の声として認識し直しているのです。
実際に紹介した動画の中でも、「Lemon」「アンパンマンのマーチ」といった曲は誰しもがなんとなく歌詞を知っている楽曲です。
そのため、ピアノのデータの曖昧な部分を「本来はこう歌っているはずだ」といった具合に脳が情報を補っているのです。
紹介した動画で最後に流れた曲は、原曲を知らない人であればなかなか歌詞を聞き取れません。補えない音は認識できないのです。
まとめ
なんとも不思議な、音の錯覚をご紹介しました。人間の情報処理とも関わる大変面白い現象です。
もしかしたら普段の会話でも、本来聞き取れていない言葉も脳が勝手に変換しているのかもしれませんね。
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