ブログ記事の文章の質は、ブログそのものの質に直結する重大な要素です。
しかしながらいざ「文章の質を高めよう!」と意気込んでみても、実際に何から手をつけていいものかさっぱりわかりませんよね。
そもそも「良い文章」が何かもわからないし…
この記事ではそんな悩めるブロガーさんたち必見の、とっても参考になる勉強本をご紹介します。
書き方の基礎からテクニックまで詳しく教えてくれるので、とりあえずこの1冊読んどけば大丈夫…!と自信を持ってオススメいたします。
新しい文章力の教室
毎日大量の記事を生産するニュースサイト「ナタリー」の、スマートな文章を書くノウハウを教えてくれる一冊「新しい文章力の教室」。
この本の第一章は「良い文章とは何か」を考えることから始まります。
そしてこの本における、その普遍的な問いへの答えは ”良い文章=完読される文章” というもの。
確かに、考えてみれば納得ですよね。
文章が稚拙だったら。内容が間違っていたら。役に立たない文章だったら。あまりに長文だったら。たった一つでも該当してしまえば、読み進むのをやめる人の割合は一気に増えてしまいます。
探せば似たような記事が見つけられるブログなんかではなおさらですね。
「完読される文章」という目標がどれだけ大変か、きっとわかっていただけるはずです。
「新しい文章力の教室」ではこの「完読される文章」を究極的な目標として設定し、このたった一つの目標にむけて徹底した解説が行われています。
構成、推敲、読者の負担、具体性、etc…
1つの目標達成のために全200ページが割かれているわけですから、当然ゴールははっきりとしているし、各項目の内容もかなり充実しています。
読み終わるころには自然と ”読者ファースト”の精神が身についてくるわけです。
文章の書き方を1から10まで教えてくれるところも大きな評価ポイント。
簡単なところでは「並列の”たり”は省略しない」なんて項目から、難しい内容として「文章のスピード感をコントロールする」といった抽象的な内容まで。
読み手の文章力を問わず、誰が読んでも有益な情報を得ることができるんです。
個人的には「スピード感」の項目はなかなかに読みごたえがありました。
それから「文章を書く前の準備」の説明にまるまる一章使われているんですが、これがまたとってもわかりやすい。
私自身この本に従って下書きなどを準備するようにしてからというもの、記事の質・記事に費やす時間、ともに改善したように感じます。ブロガー必見の項目です。
以上のように、「新しい文章力の教室」にはブロガーにとって有益な「良い記事の書き方」に関する情報が ”これでもか!” と詰め込まれております。
記事の質を改善されたい方は、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。