ジェニーハイ『不便な可愛げ feat.アイナ・ジ・エンド(BiSH)』。
ジェニーハイ『不便な可愛げ feat アイナ・ジ・エンド(BiSH)』
最新アルバム『ジェニーハイストーリー』収録の話題作なのですが、これがまたこの上なく聴き心地がよく、何度でも聴けてしまう恐ろしい楽曲なのです。 この記事では楽曲の魅力を私なりに語り尽くしたいと思います…!
ストリーミング楽曲の究極系
無限に聞けるといっても過言ではないほど聴き心地が良い本楽曲。Twitterで「ストリーミングにめっちゃ適した楽曲だ」みたいなツイートを見かけて、なるほどその通りだと思いました。
どこまでも綺麗なメロディーに、相性抜群のツインボーカル。そして癖になるキャッチーなサビ。聴く人を選ばず、何度でも聴いてしまうジェニーハイの楽曲は再生数重視のストリーミングにぴったりなのかもしれません…
癖になるボーカル
ゲストボーカルとしてBiSHからアイナ・ジ・エンドさんが参加しているのですが、これがもうとにかくかっこいい。イッキュウさんと対照的なアイナさんのハスキーボイスが強烈なスパイスになってるんですよね。
このボーカルの中毒性が凄まじいく、気が付けばリピートしてるなんて人もきっと数知れず。
歌詞のえぐさ
鬼才・川谷絵音さん作詞作曲ということで、当然というべきかなんというか、歌詞がとんでもないんですよね…
ゲスの極み乙女。の楽曲を彷彿とさせるキャッチーすぎるリリック。サビなんて英語詞みたいな美しいリズム感なのに、「不便よ不便よ不便よ不便よ」「寝ても寝ても寝ても午前中」って歌ってるんです。そんなのありかよって言いたくなるようなとてつもないアイデンティティです。
そして歌詞の内容自体も女性の願望を歌っていて、そこまで意味深長な感じではないのが何度も聞くのに都合がいい。悪く言えば深い意味なんて無いのかもしれないけれど、ただ心地よく聴くためにはそれで十分なんですよね。物語を読み解く必要も、言葉の裏にある想いを探す必要もないわけで。
美しすぎるメロディ
メロディラインもまたとんでもない。新垣隆さんのピアノを筆頭に、各楽器がこれでもかと暴れてるにも関わらずお互いが全く邪魔してないんです。vocalも含めて全てが一つにまとまっている感じがもはや恐ろしい。
すべてがリピート再生するのに適した、ストリーミング音楽の究極系ともいえる楽曲なんです…
そしてこんな女性目線な歌詞を書ける絵音さんは何者なんだろう…(笑)
まとめ
中毒性抜群の『不便な可愛げ feat.アイナ・ジ・エンド(BiSH)』。まだ聴かれていない方は是非一度聴いてみてください。
イッキュウ、川谷絵音、小藪一豊、くっきー!、新垣隆という個性的なメンバー構成で、独自の道をひたすらに突き進むジェニーハイ。最初はただのコミックバンドだと舐められていた部分はありましたが、いまや凄まじい存在感を放つバンドへと成長しています。
今後の活動からも目が離せません…!