やせっぽち寄稿文

主に邦楽関連の記事を扱っております。

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記事の質とアクセスは比例しないお話

どうも私です。

 

語弊を恐れずに言えば今月は有名アーティストの新曲が少なくて暇してるので、普段とは異なる趣向の記事を書こうと思った次第。

どうやら私が書いた記事のアクセスがぶっ飛んだことになっていたようなので触れておこうと思います。

 

お付き合いいただけると幸いですm(._.)m

 

 

ある記事が爆発的にヒット中

今回話す内容はある記事のアクセス数について。

回りくどい文章も面倒なので先に明かしますが、この記事です。

saluteproject.com

 

瑛人さんの香水の歌詞について、あれこれ書かせてもらった記事です。

5月に書いたやつ。

これのアクセス数が、現在何と18万アクセスを突破しているのです……!!

 

18万アクセスなんてYouTubeの動画でも結構バズってる方じゃないですか。

それがまして、ネット記事で18万叩きだすなんて。

ちょっとあり得ない話です。

 

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YouTubeと違って関連動画なんてないので、基本的に「香水 歌詞 意味」とかで検索した人しかアクセスできないはずなのにですよ。

しかも文章読むのなんて動画クリックするのよりよっぽどハードル高いのに。

まじでおかしなことが起こっています。

 

18万アクセスがこの音楽系サイト界隈でどのくらいやばいのかピンと来てない方も多いのではないかと思いますが、1万アクセスいけば「おおいいやん!」っていう世界です。

米津玄師さんとかの誰もが知るミュージシャンかつ記事のアクセスの調子がよくて2万とか。

まして知名度がそこまで高くない楽曲の記事だと3000アクセスとかで終わったりもしますし、「香水」の記事の次にアクセスが多い記事でさえ5万アクセス越えてないです。

 

18万アクセスなんて、本当に理解できない事が起こっているんです。

 

 

もちろんこれは私が人気になったとかでは全くなくて、単純に「香水」の注目度が半端ないからです。

「香水」の若者人気恐るべし。

TikTokとは無縁の我々が考えている何十倍も何百倍も、あの曲はバズってます。

 

 

素直に喜べない事情

まさか18万もアクセスされるなんて!!

たくさんの方に読んでいただけて嬉しすぎる!!!

 

 

……といいたいところなんですが、残念ながら素直には喜べないんですよね。

 

なんていうかな、その記事じゃないだろ評価されるべきなのは、と言うかなんと言うか。

 

 

自分で書いたからはっきり言いますが、あれはそんなに面白い記事じゃないんです

あんまり自分の記事を卑下するのは時間かけて読んでくれた方に申し訳ないけれども。

 

 

もちろん私だって結構長いこと歌詞考察みたいな記事書いてきた人間ですし、決して手を抜いて書いたわけじゃないので読むに堪えない記事ではないはず。

読む人によっては感動してくれる方もいるかもしれないし、涙を流してくれた人もいるかもしれません。

実際「昔彼氏と付き合ってた頃を思い出して…」みたいなコメントもいただけたりもしました。

 

ただ書いた人的な立場から言えば、正直そこまでは…っていう記事なんです。

手応えがないというかなんというか。

「書いた記事の中でトップクラスに面白くない」とまで言っちゃうとと流石に大げさですが、うーん…

分かりやすく言えば、自分の中の「面白くなる記事の条件」みたいなのを全然満たしてないんですよね…

 

 

saluteproject.com

私が欅坂の楽曲について記事を書くのであれば、そりゃあ物凄い詳しいし大好きだから、嬉々として筆を走らせます。

「あの曲との繋がりが…」みたいなマニアックな話もできるし、誰々の卒業の話と結びつけてファンに感動してもらえるような方向性にも持っていけるし。

RADの記事や米津玄師の記事なんかも同じ理屈で色んな選択肢を広げられます。

それなりに自分で納得のいく文章を書ける自信はあるわけです。

 

読者の視点からしても、熱心なファンが考察記事書いてたら面白いと思ってもらえるだろうし…。

 

 

www.slight-article.work

あるいは、曲の内容に私がめちゃめちゃ共感した…とか、歌詞に感動した…とかそういう場合。

その時もおのずと書きたい内容はたくさん浮かんでくるし、曲に対する心からの賞賛みたいなのを勢いよく書けたりもするので良さげな文章が書けるんですよね。

 

 

 

saluteproject.com

あとは歌詞が難解で難しかった場合。

この時も、ちゃんとした自分の解釈を言葉にできれば記事としては価値のあるものになるはずです。

ヨルシカの歌詞とか椎名林檎さんの歌詞とかは単純に皆その意味が気になるので、考察されているだけでちゃんと需要があるというか。言い方よくないけど。

 

 

しかしながら「香水」の記事は残念ながら、上記の全てを満たしていないのです。

 

正直私は瑛人さんのことをそこまで深く存じ上げているわけではありません。

書く前にマナーとして多少は調べさせてもらったし、「香水」は何十回も聴きましたが、言ってしまえばその程度なんです。

 

それにあいにく私は恋愛経験豊富とかでは決してなく。

「香水」という失恋・復縁をテーマにした楽曲に「超共感できる!!」とはお世辞にも言えないし、3年くらい会ってない元カノがなんでいきなりLINEしてくるかなんてわからんのです。

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残念ながらドルチェ&ガッバーナの香水も嗅いだことないし、ほぼ私みたいなタイプの男しかいない学部に通ってる私からすれば香水なんて夢の世界のもの。

なんとか強引に感情移入して文章仕上げてますが、最悪な言い方をすればただの妄想の記事なんですよね…

 

それから「香水」はそのキャッチーさで若者の心を掴んでいるわけなので、当然文学的に難しい表現は使われておりません。

比喩表現もこれといってないし、「ここは尾崎放哉の俳句の引用で…」とか「チューリップの花言葉は…」みたいな解説も必要ないし。

むしろその親しみやすさがこの曲の良さなので、そんな小難しい説明はこの曲の記事には要らないのです。

 

だから言ってしまえば今回の記事は、瑛人さんについて特に詳しくない、恋愛にも詳しくない、ドルガバの香水も嗅いだことないミーハーが妄想で書いた薄っぺらい記事

自分であえて極限まで悪く言うならば、の話ですよ。

 

せっかく記事を書かせてもらったんだからもっと良い記事にしたかったです。

曲の内容どうこうで書く記事の題材を選別したくはないですし…

かといって今更リライトしても多分そこまで改善はできないだろうし、うーん。

 

 

そりゃ伊達に長い事ブロガーやってないから、十分にちゃんとした記事ではあるけれど、「是非みんな読んで!! 面白いから!!」と自ら自信をもって勧めたい記事ではないんです……

 

だから今回18万アクセスされたのも、そりゃ嬉しいしありがたい話だけど、正直素直には喜べません。

18万アクセスされたってことはどれだけ少なく見積もっても10万人が記事を読んでるわけで、10万人にこの程度の文章力だと思われるのはちょっと辛い…

 

てか10万人って。東京ドーム2つ埋まるやん。

 

「その一週間前に書いたRADの記事もっと面白いし、その後書いた欅の記事は泣けるって評判だよ!!」って言いたいんですよ。

「もっと面白い記事たくさんあるから!!!」っていう。

言ったらハードル上がってつまんないけど。

 

 

言い訳がましくなっちゃいましたが、とにかく、せっかくバズるならバズる記事はそれであってほしくなかった…というのが本音です。うん。

 

皮肉にも、記事の質とアクセスは比例しないんだな…という話。

記事の質っていうのも読者が決めるものであって書いた人が決める者じゃないんだけど。ちょっと不本意というか、やるせないというかそんな感じです。

 

 

おわりに

ここまで散々言ってきましたが、実際のところ記事の評判はそこまで悪いわけではありません。これといって評価する声も来てないですが、逆に「つまらん!」とも言われてないのです。

 

まあ18万もアクセスあって全然褒められてないってことは大して面白い記事じゃないんですが、誹謗中傷もされてないんだから悲観するほど悪くはないのかもしれません。

いや、当たり障りのない内容過ぎて言うことないだけかな…

 

とりあえずは、自分のスキルを存分には発揮できなかった記事でも最低限の質は維持できてるってことだろうと前向きに捉えておこうと思います。

どんな曲の記事でももっと質のいい記事を書けるように頑張ります。おわり。

 

 

最近書いた記事で個人的に好きな記事

saluteproject.com

これで1000アクセスなんだから記事の質とアクセスは流石に関係ないと思います。うん。

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