日向坂46、3rd Single「こんなに好きになっちゃっていいの?」
2019.10.2発売で、センターは3作連続となる小坂菜緒さん。
YoutubeにてMVも公開中です。金村美玖さんのスキニー姿がかっこよすぎると話題に。必見です!
今回の記事ではそんな「こんなに好きになっちゃっていいの?」の歌詞に注目して、曲の内容を考察していきます。
歌詞について
日向坂46の表題曲はこれまで、異なる ”恋の始まり” を歌ってきました。
こうやって人は恋に落ちるのか 始まる瞬間
君のその仕草に萌えちゃって あっという間に虜になった
キュン 作詞 秋元康
ある日 偶然もしかしたら自分は恋をしてるって知って
僕は急にどういう態度で君に接すればいいのかな
(中略)
片思いは無意識さ
ドレミソラシド 作詞 秋元康
キュンでは一目惚れ。ドレミソラシドでは無意識のうちの片思い。
題材は若干異なるものの、どちらもいわゆる ”青春” といった感じの曲調・歌詞で、底なしに明るい楽曲でした。
今作「こんなに好きになっちゃっていいの?」ではそんな恋の先に待ち受ける、恋をする自分への怖れが歌われています。
こんなに そうこんなに好きになっちゃえたなんて
初めてのことだから 自分がわからなくなる
理屈なんかでは感情を抑えられないの
不器用なこの一途さ
こんなに好きになっちゃっていいの? 作詞 秋元康
「キュン」や「ドレミソラシド」で、自分の想像をはるかに超えてどんどん強まっていった胸の高鳴り。
これまではそんな高揚感を楽しんでいましたが、今作ではそれが「初めてのことだから自分がわからなくなる」という不安へと移り変わっていきます。
いつの間にか自分の中心にあなたがいる。もう周りが何も見えていない。だけどブレーキが掛けられない。もうどうしたって嫌いにはなれない。「こんなに好きになっちゃっていいの?」
恋の楽しさやトキメキよりも、あなたに会えない事への切なさや自分を抑えられない事への動揺が前面に現れるように。
好きになりすぎた私は傷つくのでしょうか?
もう それでも出会う前に戻れない
他には何も欲しくはない あなただけいればいい
こんなに好きになっちゃっていいの? 作詞 秋元康
そして曲の終盤ではこう歌われます。
私がこのままどうなってしまうのかはわからない。だけど、あなただけいればそれでいい。
”かわいい” とか "ドレミ” とか、そういった明るく楽観的な言葉ではない、大人な表現を見せる日向坂がここに現れたのです。
恋のトキメキのその先を歌にした日向坂46。彼女たちは今後どこへと向かっていくのか。
これからの活動に目が離せません!
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